特になんでもない日記・・・

日常の出来事とかをツラツラと。。。

続・ガンダム

…だから、彼は∀で終わらそう、完結させようと思ったけど、それは結局無理だったんでしょう。理想と現実は確実に交互に彼の中で繰り返されたことでしょう。ターンXは凄いっすよね。シド・ミードでしたっけ?ま、侵略者にはぴったりかもw 実際、富野氏は∀である程度自分自身納得したでしょうし、あの作品以降、他のガンダムを否定する訳ではないんだというスタンスをよりオープンにとるというか否定しなくなりましたよね。ま、彼は自分のガンダムが一番だと思ってるでしょうが、一応他のも認めたほうがいいかなみたいな。

 

彼は作品中でエゴを出しましたが、商売上ではエゴを出してないように感じます。仕事に関しては真摯な印象ですし。作品中にエゴを出すとかださないとかはそりゃ法律の範囲内なら表現の自由の範疇なら自由でしょ。ただ、音楽とかも似たような状況かと思いますが、あまりにも商業主義に流されすぎ。製作者の意図なんてものは要求されてないのが昨今の状況かなと思ってます。何を作るにしても商売の方程式に引っかかる作風は否定される、却下されるんだと思います。ゲーム・音楽・TVアニメ等は何か昔に比べて残念な内容が多いですよね。

ガンダムに戻りましょ。富野ガンダム以外ってのは00とウィングですかね?好みですけど、他のはガンダムとして見栄えしないような感じ。0083とかユニコーンはどう見てもガンダムなんだけど、設定的に他のアニメだと思う。感触の問題だから説明できません。Gガンダムも巷の評価ほど面白いとは思えませんし、Xにしたって別段楽しむというほどの内容の濃さは無いと思う。普通ですよ。AGEは見てません。SEEDは序盤の意識高い系の作風が上手く流れにのったってだけで実際はまぁ… Wですかね? Wはどっちかって言うと嫌いな感じだったんですが、酒のんでボーッとPCで動画見てたら結構気に入りました。ガンダムというかキャラですかね?キャラと内容のバランスがいいと思ってます。ガンダムが無敵すぎるとか言い出したらキリが無いですが(あ、エンドレスワルツね)。

00は結構衝撃でした。ストーリーの構成からキャラからMSデザインからまぁ、個人的にはバランス良い系なんじゃないかと思いました。富野版Gと違って、設定の恩恵ですかね? 同じ設定でもSEEDよりは設定がまとまってたような感じです。00では何気にハレルヤ大好きでした。ああいう狂気性も必要じゃないかなって。破壊破壊と坊さんの恨み節みたいな刹那も面白かった。続編とかは求めませんけど、ああいう切り口もガンダムにはありじゃないかなと思いました。兵器としてのMSは飛躍しすぎてましたけど。

後は、クロスボーン・ガンダムくらいっすかね。あれ、ゲームでしか知らないんで漫画読んでませんから分からない。ただ、何かを感じますよね?木星の暗さとか… そこがガンダムチックなんですよねw 単純にシーブック→キンケドゥってつながりに魅力を感じるだけかも知れませんが。


まぁ、僕はVですかね。監督が当時鬱だったとかそういうの抜きにして好きですけど。何故に監督自身がVを否定するのかあんまり分かりません。アニメなんだからキャラが死ぬのは当たり前ですよ。子供に見せられないってわかりますけど、子供、それくらい意味分かるでしょ? V2ガンダムの悪魔のような強さに「ガンダム的な恐ろしさ」を感じます。敵が可愛そうですもん。何も不殺だけが平和的な解決ではないと思いますし、死ぬということの見せ方もあんなもんじゃないかと思います。逆に見せる前と見せた後であの作品は~とか言う富野氏の無責任さというか、んじゃ作るなよって変な感触をもっちゃいますよ。ただ、あれは明らかにガンダムしてました。他に富野氏がいろいろ考えても、自分にとっては明らかなガンダム。ウッソが操縦して悪魔的な強さ、ニュータイプが何たらかんたらってなりますが、それ以上にヤバイ。周りで死んでく人たちと死なせてもらえないカテジナさん。だが、死ねばOKというものでは無いので、カテジナさん主体の続編ができるVガンダムの世界(というかウッソ死んでないからいつでも続編可能)。そういうのも肯定すればいいのにね。