特になんでもない日記・・・

日常の出来事とかをツラツラと。。。

IE7RC1で覚える不安。

IE7が更にバージョンアップして、RC1の日本語版が発表されていたのでβ3からアップグレードしてみました。
β3は既存IEコンポーネント利用のブラウザとの相性が悪かったり、
ページ表示速度が極端に遅かったりその他諸々とまだまだ未完成な部分が多かったのですが、
RC1になって流石に少しましになってきた感じです。使い込みというほど使用していませんが、
Sleipnirと同等くらいの操作性かなぁと思ってます。
基本的にSleipnirでもカスタマイズしないで使ってますからカスタマイズ性ってのは無視してますけどね。

Microsoft
Internet Explorer 7  ホーム

これくらいの使い方しかしない自分には十分な機能を持ってると思います。
まだまだ細かい操作や設定については選択できる項目を増やしてもらいたいところですが、RC1としては合格なんじゃないでしょうか。
安定してるみたいですし。

取りあえず気になった点としては、上書きでβ3からアップグレードするんですが、異様に時間がかかる事。
XPを再起動してから30分くらいかかったんじゃないでしょうか?しかも、
XP起動と同時にインストーラが動くので何をやってるのかもわからない状態ですし、その間のセキュリティとか大丈夫なん?って思いました。

次に、既存のサイトでIE7に対応していないサイトが多々あること。これはいかにIEと言えどもβ版なので仕方ないでしょうが、
自分がサイト管理者だったら、IE7に対応させるのが億劫になってると思います。面倒でしょうしね。また、
IEコンポーネント使用とかIE互換とか言ってたタブブラウザはやっぱりまだ対応していないので使いにくくなってます。
個人的に気になったソフトとしては、「」でしょうか。Lite版を使用しているのですが、
htmlとテキストの閲覧を切り替える時にエラー表示が出るようになってしまい、全く使い物にならなくなってしまいました。
いずれ正式対応してくれるとのことですが使用頻度の高いソフトなので影響が出てしまうのは困ったなと。

今後、Vistaへの移行というのが1年以上かけて世界的に行われていくと思いますが、随所で諸々の問題が発生することだと思います。
下手にXPが安定していただけに現行のシステムに不便を感じていないので乗換える気持ちが起こらないのも移行の速度を低下の方向へと導くんじゃないでしょうか。
確かに、視覚的にも機能的にもVistaってのは有益には見えるんですが、
ネット利用とデータ編集を前提としたPC業務を中心としている以上、OSがメインになってもらってもあんまり意味が無い訳なんですね。
膨大なエクセルファイルに対してVistaが出来ることって言えば、検索くらいなもんでしょうし、その「検索のし易さ」
にスポットライトを当ててみても、あんまり魅力は感じないってのが正直な気持ちです。
OS側でいろんな機能を有していてもいずれはその機能を使用したソフトが発売されるだけでしょうし。

ネット利用で考えれば、
Web2.0ではありませんがネット上でブックマークやメールの管理をするようになってくるとOSなんて何でもいいんですよね。
軽くてセキュリティさえしっかりしてれば何でもいいと思う。現状だってメール、スケジュール、
ブックマークについてはウェブとローカルの比率は半々に近いくらいだと思ってます。
ローカルは主にHDDに存在するデータへのアクセス手段としてPCというかOSが存在しているだけで、
オンラインストレージが発達したりしてくるとかなりOSのもつ意味って薄れてくると思うんですよね。
ブログにしてもSNSにしてもネット上のサービスであるわけですし。

OSって各種ドライバの制御とか周辺機器の互換性とかハードとソフトをつなげるための接着剤だっていう思い込みが強いものですから、
OSが一人歩きしてもらってもピンと来ませんね。
そういう意味でVistaに移行するということは弊害の方が多いくらいなんじゃないかなと思ったりしてます。ただ、
今回のIE7についてはXPよりもVistaの方が似合いますね。ってか、XPで十分なんじゃないの?って思います。
MSに頑張ってもらいたいのはVistaじゃなくて、WMなんですけどねw WMがXP並の機能を有してくれたら最高だなぁと思います。